Windows10のHome版とPro版の違いは?
PCを買う時に1回は考えてしまうWindows10のバージョンの違い
Homeとproどちらを買ったほうがいいのか
結論
私は家庭で使う限りHomeで十分だと思います。
会社で導入する場合でもHomeで事足りるかもしれません。
IT系の仕事の場合はProでないと困るパターンに遭遇する可能性があるのでproが無難だと思います。
PC知識が十分あり、特殊な操作をする。ということがない限りHomeでいいと思うんです。
謳い文句
ビジネスに最適
ドメインに参加。会社や学校のドメインや Azure Active Directory に接続して、ネットワーク ファイル、サーバー、プリンターなどを利用できます。
強固な暗号化。BitLocker を使用してセキュリティを強化し、暗号化およびセキュリティ管理でデータを保護できるようにします。
リモート ログイン。Windows 10 ではリモート デスクトップでログインし、自宅や移動中でも仕事用のコンピューターにサインインして利用することができます。
仮想マシン。Hyper-V を使用して仮想マシンを作成して実行します。これにより、同一 PC 上で同時に 1 つ以上のオペレーティング システムを実行できます。
アプリを Store で管理。Windows 10 では、会社のアプリケーションにスムーズにアクセスできるよう、Windows ストアに自分だけのプライベート アプリ セクションを作成できます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/store/d/windows-10-pro/df77x4d43rkt/48DN
比較
使うかもしれない機能を抜粋
Home | Pro | |
---|---|---|
最大CPUソケット数 | 1 | 2 |
最大物理メモリ容量 (RAM)(x64版) | 128GB | 2TB |
リモート ログイン | クライアントのみ | クライアントとホスト |
ドメイン参加 | 不可 | 可 |
Hyper-V | 不可 | 可(x64版) |
BitLocker | 不可 | 可(x64版) |
Windows 10 用ビジネス ストア | 不可 | 可 |
最大CPUソケット数
CPUを幾つ搭載できるかという数
OSが複数搭載できてもマザーボードが複数搭載できなくて意味がない。
今回購入したBTOのPCは『インテル H110 チップセット Mini-ITXマザーボード』
https://www.ark-pc.co.jp/i/12102522/
マルチCPUかどうかを確認する前にCPUの挿し口が1つしかないことに気が付く。
最大物理メモリ容量
そのPCで搭載できるメモリの最大容量のこと。
Homeで『128GB』Pro なら『3TB』も搭載できる。
家庭用で128GBも積むことあるのだろうか・・
2017年8月時点で32GBのメモリが4万以上する。
今後メモリの規格が変わり安価になったとしてもその頃には新しいOSでるのでは?
Windows 10がWindowsの最後のバージョンになる
リモートログイン
リモートデスクトップとはネットを介して別のコンピューターに接続する機能。
クライアントとホストというのは『接続する側』と『接続される側』の意味となる。
つまり、proにするとリモート接続を許可すれば外部から操作が可能となる。
どんなケースがあるかというと…
①タブレットからPCを操作できるようになる。
②有識者から操作方法を遠隔で教えてもらえる。
まず①をしようと思っている人はこんな記事みなくてもproにすると思う。
②は可能性としてはあると思うけど稀なケースだと思う。
Hyper-V
Hyper-Vとはマイクロソフトが提供する仮想化システムのこと。
この仮想システムに別のOSをインストールして動作することができる。
一般家庭でこの機能使うことあるのだろうか。
proはビジネス向けだから間違ってはいない。
一般家庭で使用する機会はないと思う。
BitLocker
BitLockerとはハードディスク等に暗号化してセキュリティを確保する機能
会社で使用するノートパソコンには必ず欲しい機能。
紛失の際の保険みたいなもの。
ノートパソコンなら使う機会があるがデスクトップだとおそらく使う機会はない。
Windows 10 用ビジネス ストア
その名の通りビジネスで使用するストア
仕事効率化できるソフトウェアが入手できる。
https://businessstore.microsoft.com/ja-jp/store
何度も書くけど一般家庭では使う機会なさそう。
感想
改めて調べて家庭で使う分にはHomeで十分ということがわかりました。私はHomeで十分です。
機能を生かしきれない。生かそうとするとハードウェアの値段が跳ね上がる。使うケースに遭遇しない。
proにする理由が自己満足くらいか自宅でも仕事をする必要がある人しか見当たりません
他にもproしか使えない機能は多数ありますが、そこまで調べていませんが使うケースに遭遇しないと思います。